おいしいさの秘密は、たっぷりの卵!
地元(筑前町)でとれた新鮮なもみじ卵を割り、大釜に入れ混ぜる。次に砂糖、小麦粉の順に混ぜていきます。出来た生地は約半日ねかせます。(季節により、変わります)
仕込み方によって煎餅の出来が変わってくるので仕込みは大事な作業の一つ。膨張材等は一切使いません。
鉄板が焼けたら生地を流し込みます。鉄板が焼けるまで約30分はかかります。
鉄板の温度、火の調整も生地の量も長年の勘!
煎餅の種類、季節、温度等によって変わってきます。微妙な調整も長年の経験と勘が頼り。
うちの機械は鉄板が5枚ある5丁焼きの機械(昭和初期から使用)です。
流しこんだ生地に上からグリンピースを落としていきます。これも早くしないと焦がれるので手早く平等に。鉄板の蓋をし、豆をつぶし一回りしていく作業の繰り返し。鉄板の取っ手は夏場は触れないくらいの熱さ!
一回りしたら当店一番人気のグリンピース煎餅の出来上がり!焼きたてはまだ熱くて柔らかい状態。冷えると同時に硬くなります。ちょっぴりきいた塩味が人気。一枚の鉄板で9枚出来ます。
生しょうがを使った、ピリッとした辛さがおいしい、しょうが煎餅。
昔から変わらずの、当店の人気せんべいのひとつ。
国産しょうが(長崎産と熊本産)を使っています。
りんかけ煎餅は、出来上がるまで3日かかる、手間暇かかった煎餅です。